園の様子⑭ 1学期 終業式
7月21日(木)
1学期終業式です。
全員で1学期最後を迎えられてのはとても嬉しいことです。話を聞く姿勢からは成長を感じます。
1学期がんばったことを発表したのは年長さん2名。
・鉄棒をがんばりました!(逆上がりができるようになりました。)
・プールで泳げるようになりました!
どちらもできることが1つ増えた喜びでした。できるようになりたいなというやる気や、それに向かう努力ができるって素敵ですよね。これからもたくさんの「できた」が子ども達を成長させてくれることでしょう。
今学期を無事に終えることができたのも、保護者の方のご理解とご協力があってのことです。本当にありがとうございました。長い、夏休みになります。1号預かり・2号保育の子やお家で過ごす子など様々ですが、夏にしか経験できないことを経てみんなが成長するのが楽しみです。
~1学期の成長~
4月に入園、進級した子ども達も1学期のいろいろな経験を通して成長をしたことを感じます。
ひよこ組さん。「ねえ~、何してあそんだらいい~??」と言っては、うめ組のお兄さんやお姉さんの遊ぶことを見て遊び始めたりできるようになってきました。
うめ組さん。自分のことが少しづつ自分でできるようになりました。
「朝の支度は自分でできる」寄り道しちゃうこともあるけれど、自分で動いていく姿に7月は驚いたものです。支度が終わると自分達で遊び始める3歳児。
お友達のことも気になり、お友達が登園すると嬉しくてお出迎えすることも。出入り口が混雑してしまうんだけど、それも成長の証拠だなと思って微笑ましかったです。
先生のそばに集まって話を聞くことも上手になりましたよ。初めての集団生活での成長は目覚ましいものです。
たけ組さん。「失敗は成功の基」失敗してもへっちゃら!だいじょうぶだいじょうぶ!友達をそう元気づけることで少しづつ友達との関わる言葉も考えられるようになりました。
友達からの「だいじょうぶ」という言葉で失敗を怖がらず、失敗しても次に進めるようになってきたのはうれしいことです。「失敗しちゃった涙」から「もう一回やってみよう!」「今度はこうしてみよう!」「だいじょうぶだった!」に変っていくのです。
どうやって伝えたら友達が喜ぶかな。わかってもらえるかな。生活の中でふわふわ言葉を獲得していくたけ組さん、とても優しいなといつも思います。
1学期後半、よく積み木を高く積み上げて遊んでいました。友達や先生に手伝ってもらったり。とっても楽しそう!
壊れてもだいじょうぶ!だいじょうぶ!またみんなでやり直せばいい!!!
まつ組さん。「みんなで考える」どんなことも、みんなで輪になって考えてきたまつ組さん。
みんなで考えるという事は「自分の気持ちを伝える経験」と「友達の気持ちを聴く経験」をするということです。
うめ組さんの歓迎会のために。
オケラが死んでしまった時。
カブトムシの幼虫を成虫にしたいと思った時。
他にもいろんな「まつ組会議」を開いていました。みんなで話すと新しいことがわるんだな。友達がこんなふうに思っているんだな。って、感じてきたと思います。
まつ組には今、まだ成虫になっていないカブトムシがいます。どうしようかと考えた12人は、預かりや2号保育で来る子達が世話をするよと言いました。最初は1人2人の虫好きの子が手を挙げたのですが「ぼくもわたしもやるよ」と言いました。
幼虫を飼うと決めた時に「最後まで飼ってあげないと死んでしまうこと。途中でやめにしたら死んでしまうこと」を子ども達はきちんと覚えていたのです。
友達のおかげで興味が持てることや、友達のおかげでわかることってたくさんありますよね。「友達のおかげで」成長し合うまつ組さんです。
これからも成長し続けるたちばなっ子です。おおきくなあれ!