園の様子⑥ プール開き
6月1日 プール開き
晴天の下、無事 安全を祈願してプール開きができました。
藤枝橘幼稚園の自慢の行事の1つでもあります「プール開き」です。
理事長先生に般若心経をお唱えしていただき、園の代表で年長児のまつ組が塩、花を撒き安全祈祷します。それはそれは綺麗です。青空のもと、アジサイや季節の花が水に浮かぶ様は素晴らしく美しい。
安全を祈願して行うことですが、子ども達の「感性の育ち」にもつながっているようにも感じました。
般若心経をお唱えし、花を撒いていると初めての行事に参加した年少児(うめ組)が「うわ~きれい」と小さな声でつぶやいていたのです。
確かにきれいな光景で、目に映ったこの様を前に「きれい~・・・」とつぶやいたその言葉は、思わず溢れ出た心の声にさえ感じました。
感動体験こそ子どもの心を動かすと思います。感動した時に感じたその気持ち、思いは心に残ります。体に残ります。心の成長には欠くことのできない貴重な体験です。
子ども達が、これからも豊かな感性を育める機会を大事にしていきたいと思います。
この花々のおかげで年少児も初めての大きなプールを前に泣くことなく入水することができるのかも知れません。
プール開きで使ったお花は、お家に持ち帰りました。「お母さんにあげるんだ」「おばあちゃんにもあげたいな」など、大好きなお家の方を必ず思い浮かべ一生懸命にお土産を詰める子ども達に心が温まります。これは、毎年見られる光景です。子ども達の優しさにホッコリします。
今年も、「プール大好き」「顔つけできたよ」「もぐれたよ」「およげるようになったよ」というたくさんの「できたよ」の笑顔で溢れますように。