いのち・かぞく ~おもいやり~
小動物が大好きなのがこども。
残酷だけども、この時期に小動物と関わることは絶対に欠かせなくて大事なこと。
小動物が教えてくれること。
【 16日プール掃除でカエルを見つけて飼うことになりました。今まで、小動物で遊びっ放しの子ども達が翌日は図鑑を広げてどうして飼えばいいか調べて砂利を入れてあげたりしていました。】
5月18日(金)
子どもたちのもとに手紙が届きました。
《カエルからの手紙にみんなで考える時間》
まず、誰から?と手紙を見て考える子ども達。いろんなことを想像して、自分の気持ち、考えを言う。友達の言葉を聴いてまた考える。
カエルさんからの手紙じゃない?かえるさんの家族からかな。とまで考えたが、初めは、それでも『自分達が飼う』と言っていた子ども達が少しずつ変わってきました。
お母さんたちが探しているかも知れない。そう考えが強くなってくると、エサのことも気にするようになりました。そしたら昨日捕まえたエビのことも出てきました。やっぱり、逃してあげた方がいい。そう結論が出かけた時に、食べ物もお母さんもいないと逃しても死んじゃうかも知れないじゃん?だからお母さんを探して雨の日に逃してあげたほうがいいと思う。そんな意見が出たのです。
最終的にはエサのこと、家族のところに自分で帰れるようにと、元の場所に逃してあげることにしました。
今回はカエルやエビのことを想い、みんなでどうしたらいいのかを考えて、意見を出し合って、答えをだしました。大事な家族に置き換えて命のことを考えるきっかけになりました。
正直こんなにたくさんの意見がでるとは思いませんでした。
この後すぐにカエルと、エビを持って逃しに行きました。
帰り道、なぜか、牛乳パックとペットボトルに水を入れて持ち帰る子が。。
なんで?って聞くと
『思い出だよ!エビやカエルはいなくなっちゃったけど、思い出せるように!』
『ここに絵を描いたエビとか描いて入れておいたらいつでも見れるでしょ?』
と教えてくれました。
いろんな心の成長を見た1日でした!